GEOGRAPHY LAB

世界のほんとの大きさ

国旗の次は、その国の大きさを観察してみよう。地図で大きく見える国が、実際にも大きいとは限りません。

国を動かして、図法を比べる

下の地図で国を選び、半透明のコピーを赤道方向へ動かしてください。同じ国の輪郭が、置く緯度によってどう見えるか観察できます。「イコールアース」へ切り替えると、面積を保つ図法との違いを比較できます。

シミュレーターを広い画面で開く ↗

3つの観察課題

  1. グリーンランドを選び、赤道付近へ動かす。元の位置と見かけの大きさを比べる。
  2. 同じ国でメルカトルとイコールアースを切り替える。輪郭の形と面積を別々に観察する。
  3. 「重ねて比較」で濃さを変える。どこが一致し、どこがずれるか言葉にしてみる。

コピーは球面上で回転してから投影しています。国土の実際の球面面積を変える操作ではありません。

なぜ高緯度ほど大きく見える?

球面モデルのメルカトル図法では、緯度φでの局所的な長さの倍率は1/cosφ、面積の倍率は1/cos²φです。緯度60°では長さが約2倍、微小な面積は約4倍になります。この数値はその緯度の局所的な倍率で、広い国全体が一律4倍という意味ではありません。

メルカトル図法は角度を局所的に保ちますが、面積を保ちません。イコールアースは面積を保つ代わりに形や角度が変わります。「正しい地図はどれ?」より「何を比べたい地図か?」と考えることが大切です。

国旗ゲームへのつながり

ゲームの「日本より大きい?」は地図の見かけではなく、登録された国土面積を使います。国旗と地図をセットで学び、色・模様・位置・大きさを関連づけて覚えましょう。

地理の質問の使い方 →

教材の範囲と限界

Natural Earthの国境データを使用しています。地図の国・地域区分はゲームの207件とは一致せず、領有権に関する立場を示すものではありません。細かい島や境界は簡略化されています。極付近ではメルカトルの表示をクリップし、比較できない場合はシミュレーター内で案内します。

制作・編集:ABELHA WORKS|公開日:2026年10月3日