マルタの国旗

FLAG OF MALTA

マルタの国旗

Malta|首都・行政中心地 Valletta|ヨーロッパ

国旗の由来

マルタ国旗は、旗竿側が白、右側が赤という縦二色旗で、白い部分の左上に「ジョージ・クロス」が描かれています。国旗の縦横比は2:3です。マルタ憲法でも、この白・赤の二色とジョージ・クロスが正式な国旗として規定されています。 白と赤は古くからマルタを象徴してきた色です。「1091年にノルマン人のルッジェーロ1世がマルタを征服した際、自身の赤白の旗の一部を与えた」という有名な伝説がありますが、マルタ政府の資料でも、この話は古い伝承であり史実として確認されたものではないとされています。一方、赤と白が中世にはマルタで使われていたことを示す資料は残っています。 左上のジョージ・クロスは、第二次世界大戦中の1942年4月15日、激しい攻撃に耐えたマルタの人々の勇気をたたえ、イギリス国王ジョージ6世からマルタ島に授与された勲章です。

国旗のうんちく

マルタ国旗の最大の特徴は、「国そのものが授与された勲章が国旗に描かれている」という珍しい歴史です。 第二次世界大戦中、地中海の要衝だったマルタは枢軸国側から激しい空襲と海上封鎖を受けました。その状況に耐えた住民の勇気をたたえ、ジョージ6世は1942年にジョージ・クロスをマルタに授与しました。実物のジョージ・クロスは同年9月13日に首都バレッタで正式に贈呈され、現在は国立戦争博物館に保存されています。 その後、この勲章が国旗にも加えられました。当初はジョージ・クロスの周囲に青い四角形がありましたが、1964年の独立時に青い部分が取り除かれ、現在のように赤い縁取りをしたジョージ・クロスになりました。 ちなみに「ジョージ・クロス」と「マルタ十字」は別物です。 ジョージ・クロス=国旗左上にある勲章 マルタ十字=先端が二股に分かれた八つの角を持つ、聖ヨハネ騎士団に由来する有名な十字 です。マルタ政府も「マルタ十字」を国家的シンボルとして紹介していますが、国旗に直接描かれている十字はジョージ・クロスです。

この国旗の特徴

主な色
赤・白・黒
模様・図柄
縦じま・十字・国章・紋章・動物・文字
島国
はい
内陸国
いいえ

編集と参考資料

編集:ABELHA WORKS。伝説は史実と区別してお読みください。以下は国・国旗を調べるための参考資料で、本文すべての記述の直接出典を示すものではありません。

色の分類基準 / 誤りを報告する

編集:ABELHA WORKS|管理者確認済み|最終編集:2026-09-17