ポルトガルの国旗

FLAG OF PORTUGAL

ポルトガルの国旗

Portugal|首都・行政中心地 リスボン|ヨーロッパ

国旗の由来

ポルトガル国旗は、旗竿側が緑、反対側が赤の縦二色で、その境界部分に黄色の「天球儀(アーミラリ・スフィア)」と国章が描かれています。 現在のデザインは、1910年10月5日の革命によって王政が倒れ、共和制となったことをきっかけに作られました。それまでの王政時代には青と白を基調とした旗が使われていましたが、新しい共和国を象徴する色として緑と赤が採用されました。1910年11月に新しい旗が承認され、1911年6月19日に制憲議会によって正式に国旗として定められました。 中央の黄色い天球儀は、天体の位置などを表すために使われた器具で、大航海時代のポルトガルと航海・海外進出の歴史を象徴しています。ポルトガル大統領府の博物館も「大航海時代への直接的な言及」と説明しています。 その上には古くからのポルトガル王国の紋章が置かれており、 5つの青い小盾 それぞれの小盾に5つの白い丸 周囲に7つの黄色い城 という、かなり細かな構成になっています。5つの盾や7つの城については中世以来さまざまな伝承がありますが、現在語られる意味の一部は後世に成立した伝説なので、史実として断定しない方が安全です。

国旗のうんちく

ポルトガル国旗の中央にある「天球儀」は、かつて実在したポルトガル王マヌエル1世の個人的なシンボルでもあり、大航海時代のポルトガルを象徴する存在になりました。 現在の共和国の旗が作られた際にも、この天球儀は「我々の冒険的精神の永遠の象徴」という趣旨で採用されています。つまり王政を倒して国旗そのものを大きく変更したのに、「大航海時代」というポルトガルを代表する歴史は新しい国旗にも残されたわけです。 さらに中央の5つの青い盾には有名な「オウリケの戦い」の伝説があります。 初代国王アフォンソ・エンリケスが戦いで5人のイスラム勢力の王を破り、それを5つの盾で表したという伝承です。さらに各盾の5つの白い丸は「キリストの5つの傷」を表すという解釈もあります。ただし、ポルトガル大統領府博物館もこれらを15世紀ごろに形成された「伝説」として紹介しており、実際の紋章の起源そのものとは区別する必要があります。

この国旗の特徴

主な色
緑・赤・黄・金・白・青・水色
模様・図柄
縦じま・国章・紋章・円・武器・道具
島国
いいえ
内陸国
いいえ

編集と参考資料

編集:ABELHA WORKS。伝説は史実と区別してお読みください。以下は国・国旗を調べるための参考資料で、本文すべての記述の直接出典を示すものではありません。

色の分類基準 / 誤りを報告する

編集:ABELHA WORKS|管理者確認済み|最終編集:2026-09-17