FLAG OF BHUTAN
ブータンの国旗
Bhutan|首都・行政中心地 Thimphu|アジア
国旗の由来
ブータンの国旗は、旗を斜めに二分した黄色とオレンジ色の背景に、中央を横切るように白い龍が描かれています。 黄色は、ブータン国王(ドゥルク・ギャルポ)の世俗的な権威と王政を表しています。 オレンジ色は、ブータンで信仰されている仏教の精神的・宗教的伝統を表しています。 中央の白い龍は、ブータンを象徴する**「ドゥルク(雷龍)」**です。 ブータンは現地語のゾンカ語で、 「ドゥルク・ユル(Druk Yul)=雷龍の国」 と呼ばれています。 龍の白色は、ブータン国民の純粋さと忠誠心を象徴します。 さらに龍が4本の爪で握っている丸いものは宝珠(ノルブ)で、ブータンの富と安全・繁栄を表しています。 龍が黄色とオレンジの境界に置かれているのは、王権と宗教という二つの伝統が等しく重要であることを示しています。
国旗のうんちく
ブータンが「雷龍の国」と呼ばれるようになった背景には、ヒマラヤの雷が関係しています。 チベット仏教の一派であるドゥク派の伝承では、12世紀に僧侶ツァンパ・ギャレーが僧院を建てようとした際、雷鳴を龍の咆哮と捉えたことから、その宗派が「ドゥク(雷龍)」と呼ばれるようになったとされています。 このドゥク派が後にブータンで大きな影響力を持ったため、ブータンそのものも「ドゥク・ユル=雷龍の国」と呼ばれるようになりました。 そして国王の称号も、 「ドゥク・ギャルポ=雷龍王」 です。 つまり、 「ブータン国旗の龍は単なる伝説上の生き物ではなく、国名・宗教・国王の称号にまでつながる“雷龍”である」 という、ブータンという国そのものを象徴する存在なのです。
この国旗の特徴
- 主な色
- 黄・金・オレンジ・白
- 模様・図柄
- 動物・斜め線・帯・三角形
- 島国
- いいえ
- 内陸国
- はい
編集と参考資料
編集:ABELHA WORKS。伝説は史実と区別してお読みください。以下は国・国旗を調べるための参考資料で、本文すべての記述の直接出典を示すものではありません。
編集:ABELHA WORKS|管理者確認済み|最終編集:2026-09-17
